脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)は、皮脂の多い部位に赤みやフケ、かゆみが生じる慢性的な皮膚炎です。頭皮、顔(眉・鼻のまわり・耳の後ろ)、胸、背中などに起こりやすいのが特徴です。清潔にしていないことが原因ではなく、体質や皮膚常在菌が関与する病気です。
原因
脂漏性皮膚炎は、以下の要因が組み合わさって起こると考えられています。
- 皮脂の分泌
- マラセチアという皮膚常在真菌
- 皮膚のバリア機能低下
- ストレスや生活リズムの乱れ
症状
- 赤み
- フケ(白色〜黄色)
- かゆみ
- 皮膚のベタつき、かさつき
※ 症状を繰り返しやすいのが特徴です。
治療方法
治療の目的は、症状を抑え、再発を防ぐことです。
- 抗真菌薬の外用
- 炎症を抑える外用薬
- 症状に応じてシャンプー指導
- 保湿による皮膚バリアのケア
※ 自己判断での市販薬使用は、悪化の原因になることがあります。
日常生活の注意点
- 洗いすぎない
- 刺激の少ない製品を使う
- ストレスや睡眠不足を避ける
- 症状が落ち着いてもケアを継続
よくある質問
Q. 洗えば治りますか?
A. 洗浄だけで治る病気ではありません。
Q. 人にうつりますか?
A. うつる病気ではありません。
Q. 完治しますか?
A. 体質的な要因もあるため、症状と上手につきあっていくことが大切です。
最後に
脂漏性皮膚炎は、正しい治療と日常ケアでコントロールできる病気です。「フケが気になる」「顔の赤みが治らない」など、気になる症状があればご相談ください。